わたしは平野さんのことをよく知らなかったのですが、平野さんは食ブロガーとして人気で、とにかく「食べる」ことに関しての幅広い知識と経験をお持ちの方なんだとか。

どんなオハナシなのか全くわからなかったのですが、一時期Twitterなどであらゆる方から絶賛されていたので一度読んでみたいと思っていました。

そして、読んだら・・・とにかくすごい。すごいの一言。世の中、食ブログって山ほどあると思うんです。それこそワタシみたいななんちゃって食いしん坊(食欲はあるのは確かだけれど、何となくなんちゃって)が、物知り顔で「芳醇な味わいの素晴らしいランチでした」なんて語れちゃうぐらいですから、もう何だって出来ちゃいます。

ところがこの平野さんの食に対する貪欲さと言ったら、これまでの自分は何だったのか・・・と目からウロコ。貪欲っていうのともちょっと違って、とにかく「食べる」ってこんなに広い意味があったのか!と仰天しきり。ワタシが食べているものなんて、ホント安全安心の檻の中のものばかりでした。お見それしました・・・

食べ物に向かう覚悟が半端ない。そして軽妙かつ鋭い言葉選びに感動しきりでした。
本も、髪質が違っていたり、面白い写真が挟んであったり、詩的な一文があったり・・・理想的な食に関する本でございました。

こんなふうに欲に対してアグレッシブにいきたいもんですな~。もっと前進!もっと高みに!!

とにかくショーゲキの一冊。食べる事が好きな人には、ぜひ読んで欲しい一冊です。